完全な趣味記事です。
メインPCに先日HDDを1基追加したのですが、あまりにもケース内がごちゃごちゃしていて結構手間が掛かりいやになってしまいました。そこで、新しいケースを買おうと心に決め、多少下調べをした後にPC工房でAntecのThree Hundred(Antec)を買ってきました。PC内がごちゃごちゃしていた主因は使用しているnVidia 8800GTのせいです。カードの補助電源端子がちょうどHDDを置くべき3.5インチベイの方を向いているせいでベイが2つ程つぶれてしまった点、そして冷却ファンにZAV-Accelero S1 + 12cmファン*2という点が大きな問題となっていました。それを改善すべく今回の計画は実行に移されたのです。
今までのケースはCenturyのCFI-A7329IIというマイナーなケースでした。その前はBTOの『PCケースの形をした鉄の箱』というものを使っていたので工作精度や使いやすさ・デザインにかなり驚嘆したものです(それ程最初のケースがごみだったとも言う)。しかし、M/Bを4枚ほど代えてきて今に至ると、やはり色々な不満も出てくるようになりました。そして上述のHDD追加でそれが顕現した訳です。…IYHの神にそそのかされたとも言いますが。
中身の移植には約2時間かかりました。交換作業をやる中で、ケースというものも進歩を続けているんだなぁと実感しました。決して最高峰機種ではないThree Hundredでありながらその工作精度や手間の掛かっている加工、ちょっとしたギミック等弄っていて楽しいものでした。弄って楽しいもの、それは良いものです。世界でAntecが広く支持されているのも判るような気がしました。ちなみにAntecってアメリカの会社なんですね。
で静音よりは冷却を取る私は当然ながら、フロントに12cmファンを2個追加。そしてくみ上げてからPCを起動したら…笑ってしまいました。それまではHDD温度は大抵30-35度くらいでした。ところが現在は26-29度。CPU/GPUも5度くらいは下がっています。あまりのありえなさに声を出して笑ってしまったほどです。勿論あまり静かなほうではないことは触れておきます。現時点での不満は、当方はサウンドカードを使っているため、フロントのオーディオ関連端子が無用の長物になる事です。やはりサウンドカードをさすような人はこのご時世ではもう絶滅危惧種なんでしょうかね。まぁ、それは本質的ではないのでそんなに問題ではないのですけど。そうそう、トップに有る14cmファンも今後の事を考えると不安ですね。もし壊れたら換装するのに適当なものってあまり売られていないので。あとはVGAボード長の関係でやはり2つ程は3.5インチシャドウベイが使えなさそうな点です(不可能ではないが実質的に作業が難しい)。HDDまみれにするつもりは無いので問題は無いのですけど。
買った当初、でかくて重い箱を持ち歩いた時はちょっとだけ後悔したところもありましたが、結果、後悔なぞは消えうせました。良い買い物をしました。
しかし、工房のあのソングはなんなんだっ。ヨドバシカメラのように無難(替え歌)じゃないし、ヤマダデンキのように洗脳ソングじゃないし、どういう志向なのかわけわからなーい。曲の出来が言い訳でもないし、歌が上手い訳でもない。いまいちだよなぁ、と感じてたりします。アレを延々と聞かされる店員さん、お疲れ様です。