ローカルサーバの変更と諸々

 この記事はかなり趣味な内容です。一応z49.org以下の管理にも関係はあるのですが。


 自分は今までローカルサーバとしてDNRH-001(Google検索)という一風代わったPCを利用していました。OSはDebian etchでファイルサーバやローカルサーバの実験用として使っていました。この機種の利点は省スペース(Mini-ITX)&省電力でありながらそれなりの機能を持っている為使い勝手が良いことでした。まぁ、でも良いおもちゃとしての存在でした。
ここで、当方は管理下のWikiログは常にローカルバックアップを行い(cron + lftp)、Subversionで履歴をとるようにしています。ところが、この作業はWindows機上で行なっています。流石にDNRH-001は非力でその用途にはちょっと耐えないと判断したからです(VIA EDEN C3 1GHz)。でもそうもいってられない事態が発生しました。
Windowsではファイルパスに使える文字長が約256bytesまでという問題です(それ以上の長さのパスを持つファイルはWindows上からは操作できなくなる)。『半角英数で256文字もあれば十分じゃん』と思われるかもしれませんが、そうでない事もまま起こります。今回、この問題はこれはPukiWikiのログファイルで問題になりました。
PukiWikiのログファイルはページ名をエンコードしたものになっています。このエンコードが曲者でして…例を挙げたほうが良いですね。

元のページ名 : GameData/NPC
ログファイル名 : 47616D65446174612F4E5043.txt

お分かりでしょうか?つまり単純に言っても元のページ名の倍以上の長さのファイル名になるのです。これが日本語ページだった場合はもっと大変です。設定(Wiki自体の文字エンコード)にもよりますが、元の日本語名ページのサイズ×2~3倍(bytes)になります。

元のページ名 : 運営
ログファイル名 : B1BFB1C4.txt

つまりこのせいでWikiのログファイル名が長大になり、Windows上での管理に問題が出てくるようになったのです。それを解決するにはOSを変えるしか有りません(Linuxではもっと長いパスもOK)。ですが、前述の通りDNRH-001は非力に過ぎます。Subversion管理や同じく行なっているローカルでのNamazuインデックス作成はとんでもない時間が掛かることでしょう(試しては居ませんが)。そこでここに至り、サーバ機の変更を決断しました。新たなターゲットを探した結果、DualCore Atom 330を積んだD945GCLF2に決定しました。ケースはScytheのSCY-201-ITX(安かったので)。そしてHDDはあまっていたSeagateのHDDを当てようとしましたが、見事に故障していました。確かに前から調子は悪かったのでベンチウォーマーになってもらったのは確かなのですが、このタイミングで成仏か、と。しょうがないのでその子はRMA送りということでしばらく稼動はお預けと相成りました。Debianの新バージョンが出たばかりなのになー。まぁ、シンガポールから代えのHDDの発送メールが来たのでそう遠くない先に手を付けられるでしょう。そのときはNamazuインデックス作成もそちらに任せれば色々楽になりそうでワクワクです。

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