あけましておめでとうございます。
不甲斐ない当方ですが、今年も宜しくお願いいたします。
…でもって、今回は完全且つ私的な雑談です。
自分は趣味で楽器を弾いています。自前で持つにはなかなか難しいものなので所有はしてないのですが、機会があれば借りれる場所に行って練習したり、賛助という形で演奏会の末席を汚したりして『楽器弾きたい&欲しい病』に対処している此の頃です。
その楽器を弾き始める切欠となった団体では指揮を振った事も有り、その時の事をふと楽器を弾きながら思い出しました。ある日、練習合奏の時に奏者に質問されたのです。
『八分の六拍子(6/8)は何で2拍子で振るの?3つで振ったほうが分かりやすいじゃん』
一般的に言うと、2拍子は四分の二(2/4)や二分の一(2/2)が多いので八分の六なんて音楽の授業を習っただけの人は知りもしないかもしれません。だから上の質問の意味が分かり難いかもしれません。質問者もどっちかというと初心者な奏者でした。
結局当時、私は納得のいく説明を質問者に与えられませんでした。知識としてはあったのです、三連符系の2拍子だって(1拍を半分に分けるのではなく、3つに分けるタイプ)。記譜よりも前に曲は有るという事を。なのに、知識を生かせなかったのです。今の自分なら当時の質問者を納得させられるでしょうか?
知識は大事ですが、それを生かせる知恵・思考力が無い事には意味がないという事を改めて思い起こされた出来事でした。今年一年、私はきちんと『考える』という事が出来るでしょうか。漠然とでく、自らをきちんと方向付けつつやって行けたらなと思います。
尚、この場にてお礼を。
anonymousさん、ぷちカンパ有難う御座います。